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誰も居ない山で


歌が聴こえない

外を閉じた山にはもう何者も居なかった
銀景が続く

彼は一人、池の傍で佇む
歌の無い蟲の舞を眺めて

先を案ずる問いにも耳を貸さぬまま
一人で、ただ一人で。

開かぬ口の中には望みと絶望とが詰まっている
優しかったのだ
誰よりも

問い人は光へ落ちて 

再び命は解き放たれた

山に春が吹いた

紅い空の下、白い火が灯る
騒いでいた声も何時しか眠りだした

静寂。

黒猫は歩き出した
無言の街灯が照らす夜道

足音は聞こえない
夜に音はいらない
皆が知る暗闇の秩序

五感とシックスセンス
全てを受動に

そして刹那の交叉にて
閉じる命と呑む命

終わりに音は無い。

夜の世界。

Brake Hope. World End.

暗転した空。
全ては善意から始まった筈が
しがらみから逃げられぬ人が
望んだ世界さえ壊した

Brake Hope. World End.

世界を殺したのだ。僕らが。
そして自らさえも。

その手で込めた弾で見知らぬ人を撃ち
その頭で考えた兵器で街を焼いた

何処かで許せば良かったんだ
怨みなんてのは感染してしまうものなんだ
殺せば殺される
それでも誰かを愛し、憎む

粘着質にしつこく何時までも
そこに何が残るんだ それで何が満たされるんだ
ああもう死んでしまえばいいのに。
僕もあなたも。

そして核が全てを覆う。

死の星が。

汚い心だけの歪んだ想いが容赦なく散りばめられ皆

人を

己を

世界を

呪いながら

これもまた一つの道。

雨上がりの虹

カーテンを開けた
昇っているはずの陽が見えない
視える世界は洗われていた

狭いマンションのワンルーム
梅雨の日曜日は部屋を「静か」に保つ

ああ、この間のレポート、Cだったっけ
論理思考は苦手なんだよ。
事例調べて意見書けって
興味ないから何も沸かない

雨は止まない

小鉢の土が水を含む
サボテンは外を眺めている
やめとけよ 溺れるぞ
僕みたいにさ

雨が止まない

ベランダに出れば
湿った風と雨粒が頬を拭う
下では小さな河童がはしゃいでいる
川も騒いでいる

虚しさを空に混ぜてごまかして
理想は現実に溶けてしまって
僕は何がしたかったのだろう
目的が欲しかっただけだった

意味をくれよ



雨が弱まり

何も思わず目を下ろした そしたら
淡い色の紫陽花が咲いていた
この心の向こうにも 優しい笑顔が写る?

いつかは花が咲く 雨も止む
そう聴こえた気がした 急くことは無いよ。と。

雲が割れていた
花が咲いていた
雨が止んでいた
僕は歩いていた

サボテンを背にして

虹を見にゆこう

死と解と掌と

汚い世界は汚い世界
涙で流せず見えぬまま
差し出す手も 伸ばせぬ手も
悪に映って消し飛ばした

宝物なんてない 生まれて持ったものもない
暗がりはそれだけ示し
己を創る標を隠した
暖かいガラスを砕いた

聴こえたんだ海底の叫び
砕いたのは暗がりか 違う
呪うか全てを その掌を
それでも伸ばせと響いていた

アコースティックギター

視える世界 ああ 視えた世界
熱く火照ったその瞳
差し出す手と 伸ばした手が
いつか掴まんと引き摺り出した

では
自己とはなんなのだろう 宝が全てだったのか
暗がりはいつしか死んだ
建てられたその標を探した
砕けたカケラに滴る血

叫んだんだ心底の叫び
砕いたのはこの手と心 そうだ
笑うか全てを その掌を
口端上げてと響いていた

アコースティックギター

広がっていたのは重ねて連ねた掌だ

幾度も開いては握り
熱い雫をそこに垂らした
そしてただ笑った

刻んだんだ心底の叫び
砕いたのはこの手と心 そうだ
笑うか全てを その掌を
口端上げてと響いていた

掲げろ全てを その掌を
ここからの先は この手が創る

新たな生の唄を
プロフィール

栗城

Author:栗城
大体ツイッターに居ます。→@keishishi

最近は大学生活やら家事やらその他もろもろで忙しいけどやりたいことはキッチリやってます。マイクラ動画製作中。

気ままに書くよー。

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